強烈な日差しが降り注ぐ夏。「気づかないうちに日焼けしていた」という経験をお持ちの方も多いのでは? 肌の美しさを保つためにも、日焼け対策は必須。効果的な日焼け対策について学びましょう。2回に分けてお届けします。
夏の醍醐味の一つは、太陽の強い日差しです。しかし昨年来のコロナ禍の状況は、外出を妨げ、陽の光を満喫すること自体をやや難しくしています。そんな中、屋内で没頭できる新たな趣味を見つけようとしている方も多いことでしょう。
密を避けてハイキングやサイクリング、ランニングを楽しんでいる方もいらっしゃると思いますが、紫外線が強い夏には、しっかりと肌を守ることも忘れてはいけません。
太陽光から肌を守る8つの簡単な方法をご紹介します。
1. 身につけるものを工夫
スティホーム中に意識的に汗を流して痩せようとでも思わない限り、暑い夏の重ね着や、厚手の服装は最も避けたいところです。紫外線から素肌を守るのに、体を温かくする必要はありません。風通しの良い、ゆったりとした明るい色の服を選んでください。帽子(後頭部がメッシュになっているトラッカーキャップや、つばの広いガーデニングハット)、通気性の高い合成繊維の衣類や、吸湿性の高いスポーツウェアなどを、Tシャツやジーンズの代わりに身に着けると良いでしょう。
2. 日焼け止めを塗る
塗る
日焼け止めのSPF(サンプロテクションファクター)は、紫外線をブロックする効果を表しています。できるだけSPF30以上のものを選ぶといいでしょう。また、日差しが最も強い朝10時頃から14時までの時間帯には、特に日光を避けるように心がけることも大切です。
塗り直す
肌に塗った日焼け止めは、汗やこすれなどで徐々に流れていきます。また、泳いだり、汗をかいたりした時にも、日焼け止めを塗り直しましょう。皮膚の火傷を招く可能性があります。
種類を選ぶ
日焼け止めには、肌のタイプに合わせた種類があることをご存じでしょうか? 乾燥肌の方にはローションタイプの日焼け止めがお勧めです。オイリー肌の方は、ジェルまたはスプレータイプの日焼け止めを試してみてください。肌のベトベト感が抑えられるでしょう。スプレータイプのものは、肌に触れると直ぐに乾きます。
使用期限
使用期限が切れた日焼け止めは、肌を保護することができません。成分が分離しておらず、肌を刺激しなくても、ボトルに印字された日付以降の効果は、メーカーによって保証されていません。購入後3年以上経っているものや、高温にさらされていたものは捨て、新しいものを購入するようにしましょう。
化粧品
メイクアップ用品やリップクリームの中には、日焼け止め効果が含まれているものもありますので、そのような製品を選ぶようにしましょう。また、ベースとなるスキンケア製品においては、 肌を保護してくれるブランドを選ぶといいでしょう 。
3. 帽子をかぶる
忘れがちなのは、毛髪だけで日光を完全に遮断することが困難な、頭皮や毛根の間の隙間、耳の上の部分、首、額、頬、鼻です。よって帽子を被らない手はありません。これらの部分と首の後ろをすべてカバーする、つばが10センチ以上ある帽子が理想的です。